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国際通信社 月刊 子家庭。
 生活保護を受けている母子家庭の方が働いている母子家庭より収入は高いが、母親の体調が良くない割合が多いらしい。
 私のまわりにもシングルマザーはいる。大概は必死で働いて、必死で子育てをして、眠る時間すらないほどだ。話を聞いている方が辛くなる。ストレスで子供に手をあげてしまったと泣きながら電話をもらったこともある。かといって体が悪い人や心の病の人から生活保護を奪うことはできない。働きたくても働けない人がいるはずだ。
 本当に辛い世の中だと思う。私はまだ独身で子供はいないがいずれほしいと思っている。しかし将来の旦那の給料だけでやっていけるとは思えない。子供を抱えて働きたくても、保育所は空いておらず、たとえ預けられてもその日一日働いた給料が保育料で飛んでいってしまうのだ。その葛藤で、結局働けるのに家にじっとしている女性は多い。
 行政に多くを求めてはいけないのかもしれない。でももし可能であるなら、もっと苦しんでいる母子家庭を一軒一軒回って、ヒアリングしてあげてほしい。何がつらいか、どうしたら少しでも楽になれるか。一緒になって考えてくれる人がいないことが一番つらいのではなかろうか。少しでもストレスを軽減させてあげられれば、また頑張ろうという気持ちが沸いてくるかもしれない。
 辛いのは母子家庭だけではない。もちろん私だって、家族を抱えているお父さんだって、みんなみんなつらい世の中だ。だからこそ支えあえる社会を求めたい。今の政治を恨み、文句を言うだけではなく、何かアクションを起こさなければ。

大阪市西区立売堀1-7-18 国際通信社ビル8F TEL:06-6536-1134(代表)
現代画報社が発行する現代画報は、地元に根ざして事業を展開する企業を取材し紹介しています。独自の対談取材を通して地域と共存共栄する企業の在り方を探っていきます。
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[ 2010/12/31 21:33 ]

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