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国際通信社の月刊誌・国際ジャーナル 菅笠が人気に
雑誌「現代画報」で、以前「ブーム」に関する記事が載っていたように思います。「現代

画報」で紹介されていたものとは異なるものなのですが、ここ何十年、細々と生産が続いて
いた大阪市東成区の「菅笠(すげがさ)」が、折からの「お遍路ブーム」で、人気を盛り返し
ているのだそうです。

江戸時代に伊勢参りの道中、お守りとしても使われた由緒ある「ブランド笠」を守ってきた
地元の主婦たちは「今になって売れるとは」と驚いているのだそうです。

太くて丈の長い菅が自生して、大阪から伊勢神宮に向かう街道沿いに位置するこの地域は、
江戸中期、菅笠の一大産地として栄えたのだそうです。歴代天皇即位式や、伊勢神宮で20年
に1度行われる「式年遷宮」に納められ、上方落語の演目「東の旅 発端」にも登場します。

生活様式が西洋化して需要がなくなったことから職人が減り、せめて式年遷宮に備えるために
と、1987年に主婦7人が「深江菅細工保存会」を作り、技術をつないできたそうです。

長い間、念に数枚程度の生産だったのが、団塊の世代が定年を迎えて、健康ブームから四国霊
場八十八ヵ所を巡る遍路が注目され始めた2007年から、年に30枚前後注文がくるようになった
そうです。保存会が受注できる精一杯の数だそうです。

歴史を守ろうと立ち上がったみなさんが、一針一針丹精を込めて縫ってきた甲斐があったので
はないかと思います。また、手間のかかる作業なのだそうです。人気があるのは、丈夫で美し
く、長い遍路旅でも快適に歩けるのだそうです。
この記事は新聞で取り上げられていたものなのですが、技術が発達して様々なものが開発され
ている今の日本で長い歴史が続いているというのは、とても素敵なことだと思いました。





国際ジャーナルは、対面取材方式で経営者に鋭い質問を浴びせる人気特別取材企画「地域に生きる人と企業」をはじめ、貴重な情報源をもとに「EXPERT'S EYE」「職人に訊く」「医療と福祉」「学びの現場から」「逸店探訪」「社寺聴聞」といった充実の特集記事、連載記事で好評を得ています。
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国際通信社.com|国際ジャーナル 報道ニッポン 現代画報
ジャーナルライフ
[ 2011/03/27 21:48 ]

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