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詐欺対策強化とはいってるものの
先日のニュースで振り込め詐欺対策強化を発表し、ATMに警備員を動員すると言っていた。また、ATM機器には振り込み先の確認を促すシールがでかでかと張られていた。そしてその数日後のニュースでは、ここ数日で起こった振り込め詐欺のうちのほとんどが、対策を行なったATMの、警備員の前で行なわれたと発表されていた。 中には、注意を促す警備員に対して、ほっといてくれ!と言い放ち、詐欺者の口座へお金を振り込んでしまった人もいたという。 やれやれ。こうなると、誰もふさぎようがない。信じている人に、それは嘘かもしれないから信じるのをやめなさいと言って聞かせること自体に、無理があるように思えてくる。 どうしても信じてしまうような嘘、 例えば、友達から電話で彼氏と別れたと聞かされた貴方は、 次の日ばったり彼氏と友達が歩いているのを目撃したら、 「あ、分かれて友達に戻ったんだな」とか 「もう新しい彼氏が出来たんだな」とか、 「もしかしてヨリを戻したのかな」という風な考えが頭に浮かぶ。 というか、そういった考えしか頭には浮かばない。 本当は、“別れた”というなんでもない嘘かもしれないのに、 「そんな嘘はつか無いだろう」「あの子はいい子だから」 「友達だから」「優しいから」というようにもともと“信じている” から、疑いもしないのである。それぞれを知っている別の友達に 「あの子は嘘をついているよ」と言われなければ、本当に嘘だとしても ずっと気づかず慰めているのかもしれないのだ。 振り込め詐欺の多くも、家族や友達、知人に成りすまして、 生活に密着したようなネタで、相手を“信用”させてくるようだ。 また、他人であっても貴方しか知らないようなネタで“信じるしかない”状況を巧みに作り出してくるという。 つまり、今の詐欺対策は、対策が遅すぎるということではないだろうか。 もっと前段階(信じる段階)においての対策が必要なのではないか。 しかし、それは結局今のところ、それぞれが“疑う”ことが最も手っ取り早い方法となるのかもしれない。疑うのは特に難しくはない。でもやはり、気持ちのいいものではない。会社などの組織には、一人一人が自ら読み取るルールがあるように思う。そのルールは、上司や後輩や同僚から学ぶ。たとえ学ぶ姿勢が自分や相手になくても、人は集団生活においてそれらを学んでいく。もちろんそのルールがずれていたりないとすれば、組織のルールはなくなる。一見これはその組織だけの問題にも思えるが、実はこれは社会の大きな被害の一部である。 例えば、課長が平社員の働く前でパソコンに向かって仕事をしながらタバコを吸うとしよう。社員達は嫌だと思いながら何も言えずに過ごすだろう。そこへ、新入社員が入社してくるとどうなるか。初めて会社に来た社員はタバコをすいながら仕事することは、「会社の姿」だと認識するだろう。 極端な例だが、新入社員にとっての親は上司や同僚であると思う。悪気のないこともあることも、全て学んで蓄積することができる(してしまう)。大学の教科書には「タバコをすいながら仕事をしてはいけない」という文字はどこにも書かれていないし、就職活動を目前に控えた大学生達に先生はそんな当たり前のことは教えないし、何故いけないのかということも教えていない。道端で寝そべって本を読んではいけないということや、電車のシートであぐらをかいてはいけないということを誰に教わるでもなく皆が知っているように、自然に学ぶことは山ほどある。 組織の中では一定のルールを読み取って実行しなければ、次代は少しずつずれておかしくなっていく。10年後や20年後崩れないとしても、30年後には必ずそうした組織は崩れるし、組織を崩してきた人々は違う組織も崩し、やがて世間がすこしずつ狂い出す。小さなたばこの吸殻で地球が泣いているように、小さなおきて破りで大きな社会が苦しむことになる。 国際通信社発行:現代画報の会社インタビューでは、さまざな組織の理念が読み取れる。誰が正しくて誰が正しくないという答えを見つけ出すことは組織の中では難しい。しかし、こうした組織の有り方を読んでいると、学ぶべきことは実にたくさんある。エコ小学校 報道番組で、エコの取り組みの特集を見たので そこのとを書きたいと思います。 近年、環境配慮の取り組みから“エコ”という言葉が 効かれますが、小学校でもエコ活動といって ゴミを集めたり、草花を育てたり、電気代を削減したりと 自分達に出来るエコ活動が盛んなようです。 全国で数百の学校は文部科学省が認定するエコ小学校とされており、 書く学校ではソーラー発電を設置したり、ゴミ収集活動が盛んに行なわれています。 私の見たニュースでは、エコ活動をするごとに、学校のみで使える通貨「1エコ」がもらえ、チケットを受け取ります。このエコ通過を集めると、定期的に学校が実施する交換会にて、チューリップの球根や朝顔の種、時に学校で使えるアルミたわしなどに交換できる仕組みです。 子供たちは家庭で出た牛乳パックを集めて持ってきたり、登校中に拾ったゴミを集めて持ってきては、エコ単位をもらっていました。 学校では、子供たちにエコ活動は“楽しいもの”だというイメージをもってほしいとのことで実施しているとのことでした。 メリットがたくさん産まれるこうした取り組みは、大人たちも見習うべきだなと思います。 参考:国際通信社 発刊/国際ジャーナル 国際通信社 報道通信社 国際通信社 報道ニッポン|報道通信社 報道ニッポン |
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