高齢者の犯罪 ここ数年での高齢者による犯罪の数が増えているようだ。 2~3年前と比べて約5倍にも膨れ上がっていると今朝のニュースではいていた。中には殺人や詐欺などといったものも含まれるが、主には万引きなどでつかまっている方が多いという。 しかし、警察が事情聴取をすると返ってくる答えの中には、 お金はあったという人がほとんどを占めるというのだ。 では、何故お金があるのに払わなかったのか。 問いただすとビックリするような答えが返ってくる。 「つかまれば、誰かと話ができると思った」
この答えは、現代の高齢者が抱える“孤独”問題を 大いに浮き彫りにしているといえる。 子供の介護拒否、問題だらけの福祉制度、 大きな不安を抱えてくらす高齢者たちの悲鳴が 町のあちこちで犯罪となって現れている。経済を考える報道ニッポン 報道通信社の発刊している“報道ニッポン”。 経済学を勉強し始めるにあたり、何かとっかかりに なるものは無いかと探していたときに出会った雑誌だ。
企業の生の声は、教科書や参考書にかかれた内容よりも はるかに学び資料になってくれる。 経済は“現代”や“現在”と密接な関係を持つため、 こうした生の声がかなり貴重だと思う。企業のトラブル 食品の産地偽装や、賞味期限の改ざんなどで、企業の失敗や批判のニュースが相次ぐが、中には中間業者の手荒な仕事によった食品の回収や消費者のトラブルによる発売見直しなども多い。
食品にかぎらず、販売している商品によってトラブルや事故が起こった際には、テレビのCMを使ってお詫びをしたり注意を呼びかけている。
また、回収時に謝礼金を支払うといった企業まである。
個人的には、こうしたやり方は非常に好感が持ててよいと思っている。テレビや電車のつり革広告は、無意識に頭に入りやすい“宣伝場所”にふさわしく、年齢の幅広い不特定多数の人間の目に入りやすい場所であることに加え、工夫次第で無くした信用をある程度取り戻すことが可能だと思うからだ。
人は生きていく中で多かれ少なかれ何かしらの失敗を繰り返す。 失敗することで一回りも二周りも成長し、充実した人生を送れるし、 世界はそのような人の成長をもって大きくなってきた。
事故や詐欺や偽装はいけないが、ある程度の失敗はチャンスだ。 これからの成功に続く大きな分岐点ととらえて頑張る姿勢でなくてはいけない。
企業の対応からみえるものは、意外と面白くてためになる。
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