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詐欺問題も国際ジャーナルは月刊誌
取材
私は以前、物書きの仕事をしていたことがあります。
言葉や文字で人に感動や共感を与えることは、
とても難しいと、当時から痛いほど感じてきました。

取材で聞いてきた話は、100の要素があっても、
文字数制限によっては10のことしか書けないこともあり、
場合によっては1しか書けないこともあります。

3つに絞って書いたのに、1のことをもっともっと伝えたいために
さらに2つにしぼったこともあります。

そうして書き上げた文章を最後にもう一度読み返すと、
1を書くために100を聞いてきたのだと改めて気づかされます。

100を聞くこともまた、容易なことではありません。
ライバルの編集者と同じ100を聞いてくる場合もあるからです。
同じ100の要素をどう書くのか、も大切ですが、
ほかとは違う、101個目を聞いてくるのも、大切です。

これは、書く力や聞く力では補えない力です。
人柄やタイミング、相性によって、幾重にも広がり、
また恐ろしいほど小さくなります。

人間社会で生きている以上、欲もあります。
人間である以上、余裕がなくなるときもあります。
ですが、自分や相手を大切に考えていなければ、
素晴らしい結果はえられません。

素晴らしい取材を終えれば、納得のいく原稿が仕上がります。
なっとくのいく原稿は、素晴らしい紙面を作り、
素晴らしい紙面は多くの人に影響し、多くの反響を得られます。

取材を受けてくれた方からの感謝の言葉は、
明日からの糧になります。

一期一会、一言一句、一瞬一瞬、一人一人を
大切に思うことの重要さを、当時学んだのです。
飲酒運転
ひき逃げ、引きずり、当て逃げ、衝突、
ここのところ、テレビでは、車の事故の報道が多い。

人を引いたと分かっていながらそのまま走り逃げ、
結果、引きずったまま走行。その場で助けていれば
助かっていたかもしれない命も、残念ながら助からなかったという
ニュースもあり、被害者家族をおもうと胸がくるしくなる。

スーパーへ行った、会社の帰り、新聞配達、
ただ平凡だけど幸せな日常を暮らしていただけなのに、
罪のない人に被害を与えておきながら、罰が怖くて逃げるなんて最低だ。

中でも最近目立つのが、飲酒運転によるそういった車の事故だ。
これまで飲酒運転による悲惨な事故があれだけ報道されてきている
にも関わらず飲酒運転。どうしても車に乗らなければならない状況など
ないはずだ。たとえ上司に飲めといわれても、家に帰れなくても、
世の中には電車もバスもタクシーもある。運転代行というサービスを利用するのも今や当たり前だ。インターネットカフェが溢れかえっている次代だ。それを利用する手だってあるはずだ。

見知らぬ誰かに被害をあたえ、その人や周囲を犠牲にするかもしれない
意識を飲酒者及び運転者はもっと理解しなければならない。つい先日、またもニュースで牛乳の価格が上がると報道されていた。パン、小麦粉、牛乳、が例えば20円上がれば、それぞれ1ヶ月に買うだけの個数×(かける)20円しなければならない。すると今回も、牛乳の欠かせない我が家は、一週間に2本のスピードだからまた毎月100円ほどの節約をして牛乳へまわさなければならない。既にしているパンや小麦粉への節約に加えての今回の節約…。“節約”って言うけど、どの家庭も、もう節約しすぎて節約する箇所すらないんじゃない?これだけみんながんばってるんだから、たまにフレンチでコース料理くらい食べたいのに、それすら節約、しないといけない時代なんだろうと思うと、お先真っ暗。

で、昨日バーのカウンターで牛乳値上げが苦しいと嘆いていると、日本が抱える物価の下落を指摘された。デジカメは今や2万円も出せば何百万画素数に加え、ズーム、顔認識機能という高性能のものが簡単に買える。大型液晶テレビも、10万円出せば、部屋に似つかわしくないほど大きなものが買えてしまう。牛乳は10円上昇しているかもしれないが、大型製品は何千円、何万円も下落していっているのだ。もちろんこの下落は消費者にとってみればありがたい話だけど、これは、各社から、選びきれないほど多くの製品がでていて、その製品を売るために作るために、米や牛や作物を育てている人の倍ほどの人が働いているということなのだ。


もちろんこの製品や製品に関わる技術は日本にとって大きくそして大事な財産だけど、今日や明日を生きるために必要な食料が数ヶ月に1度上がっているのでは、日本人という最も大事な財産を苦しめることになっている。果たして、私たちはそれほど苦しい思いをして生きないとダメなのか?

報道ニッポン
現代画報
報道ニッポン
現代通信社
報道ニッポン
[ 2009/05/01 10:44 ]

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