悪徳商法による被害の深刻化 今、深刻化している悪徳商法による被害。 遡ること3年前の2005年度、消費生活センターに寄せられた相談件数はのうち、60歳以上を越えているかたは、実に全体の45%いたという。
さらに、そのうち70歳を越える人の被害平均額は112万円という結果が出ている。一人当たり100万円以上の平均が出ているということは、実際には、200万円や300万円を騙し取られる被害にあっている人もかなりいるということになる。
一生懸命働いて得た被害者のお金は楽して稼いだ加害者が高級ブランドバックなどに変えているかと思うと、やりきれない思いになる。いまどきの電話詐欺警告! 以前流行った電話での詐欺? なのかなんなのか ここのところ非通知着信がよくなるようになった。
知っている人だったら・・・ と思って取るが、取ったとたんプツンと電話が切れる。
わずか1秒ほどで着信が止むこともしばしば。 一体何のために誰がしてるんだ?
「いついつに購入されたなんとかの支払いを・・・」 などといった詐欺ならまだしも、 何も言わないから、それ以上にたちが悪い。 単なる時間つぶしのいたずらをしている暇があれば、
経済や社会や日本について もっともっと考えるべき問題がイッパイあるだろう。
今朝、いつもより早く起きたので、 机に出てた「報道ニッポン(国際通信社刊)」をめくる。 特集が漂流する世界自由貿易と再生日本。 経済雑誌には、いつもいろいろ考えさせられる。 いい1日のはじまりだ。いいもの時代へ 機械よりも性格な形や機能を持ち合わせた職人技を 何年も受け継いでいる会社や人がいれば、 勧誘詐欺や悪徳商法など、悪知恵ばかりを働かせて 楽に大金を得ようとしている人もいる。
昔ながらの伝統工芸など職人の腕が必要とされる業界は、 かつてほどの需要が無く、その世界で生き延びて行くには 大変な苦労をされている。共に切磋琢磨してきた同業者は 次々と世界から身を引いていく。 しかし、需要の数に見合う数まで低迷した業界は今、 苦しい時代を乗り越えて生き抜いた職人さんが大忙しだ。
詐欺や悪徳商法がどんどん深刻化していることが大きく取り上げられる 現代、実はこうした地道な努力が身を結んでいる現状が数多くある。 そしてこれらは今後、どんどん増えていく。そうなったとき、詐欺や悪徳商法は生きられない世の中になるだろう。人はかしこい。本当にいいものとは何か、本当にいい道とは何か、をしっかりと考えられる。
だから私は今か今かとそんな時代を待っている。
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