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似ビール時代
一般家庭における缶ビールの消費は、今や第三のビールが最も多い。今日の報道では、第三のビールが発泡酒のシェアを越えると出ていた。現に、第三のビールばかり新商品が続々登場している。しかも出るたびどれもそこそこ評判だ。ちょっと前までは、なんだか物足りないなぁ、だったそんな第三も、今やなかなかおいしいな、といえるまでになったのは、企業の努力と我々消費者の節約慣れの賜物あろう。 たまに呑みに出かけると生ビールを飲むが、久々に呑む生ビールはやっぱりキンキンに冷えた大きなジョッキグラスが一番おいしい。普段の節約が報われる瞬間だ。 第三のビールは、コンビニエンスストアでも140円ほどで買える。2段上のビールは、220円の値札。1段上の発泡酒は160円。比べると発泡酒も買えなくはないが、どうせならビールがのみたい。しかしビールとなると80円もUPする。1日2本としても、第三にするだけで、発泡酒が1日1個追加できてしまうと考えれば、当然皆第三に依存してしまうのだ。 そんな節約術を知ってか知らずか、小麦や油の値段は上がるばかりで。例えばビールよりも、子供のカルシウム摂取に必要不可欠な牛乳はわずか10円といえど値上がりは厳しい。朝ごはんを食べない子供、牛乳を飲まない子供、と言われているが、まずは生きるために有益なものくらい、ぐっとリーズナブルな世の中にならないものかな。高齢者問題 ここのところ、ドキュメンタリー番組が増えてきている。 その背景には、1時間でさえもテレビの前にじっとしておけない 若者のテレビ離れの進む中、いかに短時間に面白いものを 見せるかとしてきた結果、内容が薄くワンパターンとなった風潮が ある一時代を追え、ホンモノ志向に変わりつつある視聴者へ向けた 一種の挑戦でもあるのかもしれない。 その成功を売らずけるかのように、先日放送された、 かつて大人気を博した役者の老後生活を追いかけたドキュメンタリー番組が高視聴率を記録したそうだ。 実は、私も釘付けになってその番組を見ていたひとりだ。 現在人の手を借りなければうまく生活のできない妻と、その妻を献身的に支える夫。かつて活躍していた夫婦は、おおきなお屋敷を離れ、都内のマンションで細々と暮らしているのだと、テレビが伝えていた。 我が家も例外ではない。早くに妻をなくしてしまった私の父は、仕事をしながら、そして介護なしでは生活のできない祖母を介護しながら、二人の娘を育てている。世間とは、一般的大多数の状況をとって判断するからか、父子家庭の我が家にはほとんど国からの援助はない。加えて、高齢化社会の進む昨今で、簡単に低価格で介護施設を利用することは困難である。 こうした救いの手すらどこにもない中で、今やこうした介護問題は、おそらく隣の家でも、隣の隣の家でも起こっているだろう。来年、再来年になれば3軒隣も4件隣の家にも、ひどい地域では町全体がそうなる。 一方では介護を避けて同居を拒ばみ、介護放棄によって死者が出たりする。元気なお年寄りは詐欺などの標的とされやすいと数々のところで言っているが、おじいちゃんやおばあちゃんがしっかり生きてきたからこそ今があることを考えなければならない。自分達がおじいちゃんやおばあちゃんになったときのことを考えなければならないのだ。 次代を担うのだという責任の持ち方が、極端に分かれてきている現状をとても不安に思う。雇用形態の変化 労働時間の短縮などにより、より多くの人で仕事の総量を分け合う“ワークシェアリング”が、厳しい不況下の現在において、生まれてきた。 毎日いやいやながらも寝る間も惜しんで働いている人もいれば、 仕事をしたくても少ない人、会社によってはある日急に仕事が減ってきたということもありうる。 家庭を持つ人なら、家族の明日あさってやひいては将来への不安が大きくなるが、ワークシェアリングは、そうした労働者の雇用機会と労働時間、賃金の安定させる働きをしてくれる。 これは、単に働く人だけに関係する話ではない。 個人的な意見だが、日本で働いている人は、一部で極端に忙しすぎて 本来の大切なものが見えなくなってしまっている。 老後を安心して暮らすために、家族をたべさせるために、 毎日一生懸命働いているが、身体を壊せばもともこもない。 しっかり働くことと寝る間を惜しんで働くことは違う。 家族があってこそ自分がいて、自分がいるからこそ家族や友達が 幸せであれるということをもっと大切にしなければならないと想う。 国際通信社|国際ジャーナル 報道ニッポン 現代画報 現代通信社 現代通信社 |
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