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学級崩壊危機
かつての学級崩壊は、未成年の喫煙や登校拒否、暴走といったとうに学校に対しての反発心を全面に出したものだったが、 近年学級崩壊と叫ばれている背景には“いじめ”といった明らかになりにくいもので、教師や学校への反発ではなく、個人に対する反発が中心だ。 多感期の頃には、友達のケンカやいい争いは当たり前にある。仲のよかった友達がなんとなくいやになったり、相手の悪い点ばかりが見えたりすることも多々ある。だれもがそういったことを経験して、大人になってゆくのだが、最近はどうやら、自分の思い通りでないと許せないといった感情を最後まで走らせてしまう傾向にあり、エスカレートしたそれらの感情が最悪の事態へと至らせてしまっている。 まだ生まれて十数年の少年少女が被害者になり、加害者になる。 一つではないであろう原因を一つ一つクリアしていかなければ ますます事態はエスカレートしていくだろう。移住を背景にしたコミュニケーションの重要性 詐欺だ殺人だと騒ぎが相次ぐ雑踏社会 仕事やプライベート、果ては家族との人間関係の崩れる人間社会 そんな社会から逃げようと 自由を求めて沖縄や北海道といった自然溢れる地域へと 移住する人が増えているというが、果たして、都会での社会を 受け入れられなかった人々に、自然社会が受け止められるのか。 自然社会には雑踏社会のように歩けば方がぶつかるほどの人はいないが 雑踏社会以上に、地域の係わり合いは濃密である。 医者が町に一つ。スーパーが一つ。バス停が一つ。そんな町で、 すれ違う人を無視して生きていけるのか。いわゆる“よそ者”として 地域の人へ接するだけのコミュニケーション力が無ければ、 たちまち雑踏へと逆戻りである。 社会はどこへ行っても結局はコミュニケーションだ。 コミュニケーションを無視して社会で生きることが 最も困難なことなのだ。 参考文献:国際通信社G・報道通信社 発刊/報道ニッポン -沖縄移住の是非を問う- よりつい先日、またもニュースで牛乳の価格が上がると報道されていた。パン、小麦粉、牛乳、が例えば20円上がれば、それぞれ1ヶ月に買うだけの個数×(かける)20円しなければならない。すると今回も、牛乳の欠かせない我が家は、一週間に2本のスピードだからまた毎月100円ほどの節約をして牛乳へまわさなければならない。既にしているパンや小麦粉への節約に加えての今回の節約…。“節約”って言うけど、どの家庭も、もう節約しすぎて節約する箇所すらないんじゃない?これだけみんながんばってるんだから、たまにフレンチでコース料理くらい食べたいのに、それすら節約、しないといけない時代なんだろうと思うと、お先真っ暗。 で、昨日バーのカウンターで牛乳値上げが苦しいと嘆いていると、日本が抱える物価の下落を指摘された。デジカメは今や2万円も出せば何百万画素数に加え、ズーム、顔認識機能という高性能のものが簡単に買える。大型液晶テレビも、10万円出せば、部屋に似つかわしくないほど大きなものが買えてしまう。牛乳は10円上昇しているかもしれないが、大型製品は何千円、何万円も下落していっているのだ。もちろんこの下落は消費者にとってみればありがたい話だけど、これは、各社から、選びきれないほど多くの製品がでていて、その製品を売るために作るために、米や牛や作物を育てている人の倍ほどの人が働いているということなのだ。 もちろんこの製品や製品に関わる技術は日本にとって大きくそして大事な財産だけど、今日や明日を生きるために必要な食料が数ヶ月に1度上がっているのでは、日本人という最も大事な財産を苦しめることになっている。果たして、私たちはそれほど苦しい思いをして生きないとダメなのか? 国際通信社|国際ジャーナル 国際通信社|国際ジャーナル 報道通信社 現代通信社 国際ジャーナル・報道ニッポン・現代画報 |
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