民主党政権では、景気の悪化によって切り捨てられた弱者をどのように救済していくのか、その点に支持者の注目が集まっていると思います。国際ジャーナルなどでも派遣村に代表される、切り捨てられた労働者の話題が乗っていますが、今でも、仕事や住宅に関する相談を一手に受けるハローワークの「ワンストップサービス」には沢山の相談がきています。これが現実です。例えば、元期間工の男性は、「職も住まいもない」とやつれた顔で担当者に迫ったこともあるそうです。このような状況で、年末を迎え思いだすのは「年越し派遣村」です。とくに、２００８年末から２００９年にかけて巻きおきた賛否両論の議論は生々しいものがありました。もっとも、賛否というよりも、「自己責任」「甘え」「過保護」など、派遣労働者への批判のほうが、強く印象に残っていることもあります。あれから1年たちましたが、大きく改善されたのでしょうか。簡単に結論は探せそうもないと言えます。たしかに、日比谷公園で同じような「年越し村」が設けられる動きは、いまのところなかったようですが、一時避難所的な取りくみや炊き出しは、昨年と同じように全国で準備されているみたいです。早急な対策を政府には求めたいと感じますね。


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現代画報社「ゆるキャラ」は日本経済の救世主になり得るか？

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