報道ニッポンにでてくる経営者の話を読みながら考えてみましたが、事業を行う
ためにはビジョンが重要な意味を持つのではないかと思います。事業を進めてい
く上で、将来どうなっていきたいのかを表すのがビジョンです。例えば、だれも
がパソコンや携帯電話を使って、コミュニケーションをとれる社会を実現した
い、というのがビジョンです。これは事業を行う人の夢や熱い想いを形にする事
だと思います。もしビジョンなしの事業を行った場合はどうなるのでしょうか。
まず、方向が定まらないので、困難な状況が生じたときには、道を見失ってしま
うかもしれません。また、仮に事業がうまくいった場合、おごりや慢心が生じる
かもしれません。事業の成否はもちろん収益によって測定されますが、自らが描
いたビジョンが実現したのかどうか、というところに事業を起こした事業家の価
値判断があると言えます。最近も企業や政治家の不祥事が続きますが、ビジョン
なき収益性の追求には、やはり人間の心を惑わすものがあるのかもしれません。
今一度原点に立ち返って、このビジョンについて考えてみるのも悪くないと思い
ます。もちろん、単に事業だけではなくて、人生全体のビジョンも大事だと思い
ます。





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　ド派手でおしゃべり好き、親切で、そして何といってもお金にはシビア！な大
阪のおばちゃん。

　おそらくその金銭的感覚と、コミュニケーション能力で相手を見破っているの
か、なんと大阪では振り込め詐欺の被害が少ないのだそうです。さもありなん。
　
　そこで、なぜか静岡県が大阪のおばちゃんに登場してもらい、振り込め詐欺防
止のＣＭを作ってしまったそうです。、

　内容は、おばちゃんが「詐欺やでえ～」と大阪弁で絶叫、注意喚起するもの。
出演しているのは大阪の女性タレント３人だそうです。

　セリフは「静岡県の人も気いつけや」「すぐお金を振り込めっていう電話、あ
れ詐欺やでえ」とダイレクトに大阪弁で注意。この迫力が功を奏してか、放映後
被害はなんと３割以上減ったとか。恐るべしおばちゃん効果。

　私、あまり大阪にはでかけませんが、距離が長いことで有名な「天神橋筋商店
街」でチケットショップの場所を聞いたところ、隣の店の人まで出てきてくれ。
さらにあとから追っかけてきてまで教えてくれました。

　大阪人のこんな世話好き、おせっかいなところも詐欺にひっかかりにくい理由
かも知れませんね。

　しかしこのＣＭについては、「大阪のコテコテを誇張しすぎ」と府が静岡県に
抗議したそうですが、これには出演者の方たちが「大阪をＰＲしに行ったのに。
税金使って抗議に行く方がイメージダウン」と逆襲したとか。勝負あった！って
ところでしょうか。

　



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